グループ展「add & again」

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赤松亜美、AKI山、新井あかね、新埜康平、銀ソーダ、田島惠美、田中侑良、

藤村栞、古谷葵、松山五番街

の10名によるグループ展を開催します。

 

1月31日(水)～2月11日(日)

水－金13:00-19:30　土日祝12:00-18:00

Gallery TK2　東京都中央区日本橋久松町4-6　杉山ビル4F

https://www.interart7.com/addagain

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「add & again」

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赤松亜美：

日々、足元にある自然を観察し、自然の中の、「あわい(間)」に感じるものを絵画で表現しています。　昼から夜に変わり、陽が暮れてゆく「あわい」であったり、枯れゆく草花の生と死の「あわい」であったり。　そういったものを見つめていますと、自然と自分との「あわい」にある、風のような領域に幸せな孤独を感じます。そういった感覚を、白い表面の向こう側に描けたらと思い制作しています。

 

AKI山：

"破壊"と"創造"の一連の代謝が加速する現在、世界は"個"の存在理由を問われています。仕事にそれを見出す人、社会や組織との関わりで自己を確かめる人、家族や地域といったより身近なコミュニティに役割を見つける人。"個"は生活の数だけ存在します。

『何かが消えれば新しい何かが生まれる』

私たちが直面している現状とは決してマイナスな事だけではなく新たな可能性の誕生として明るい事でもあるはずです。私が作品に込める《ヒビ》とは全ての物事の始まりであり、一人一人が覗き込むことのできる無限の可能性のきっかけです。私の役割とは、そんな可能性を受け取ってもらうための新しい日々を作っていくことだと想います。

 

新井あかね：

作家は、猫という対象に深い関心を持ち、日本画の技法で猫の魅力を表現しています。　作品には、猫の個性や感情が表現豊かに描かれており、お客様は猫の魅力を楽しむことができるでしょう。

 

新埜康平：

東京生まれ。東京を拠点に活動し、展覧会などを中心に参加している。

ストリートカルチャーや映画の影響を受け、仮名の人物や情景、日々の生活に根差した等身大のイメージをモチーフに制作。余白やタギング(文字)の画面構成等、様々な絵画的要素を取り入れ、日本画×ストリートを

テーマに制作。

 

銀ソーダ：

「記憶と時間の可視化」をテーマに人の内側に存在するであろう記憶の海をかたちにしている。　時間は与えられるものではなく自身でつくるものと捉え、作品制作をすることは時間を生み出す行為であると考えている。青を基調とした作品は“Ginsoda Blue”と呼ばれており、可能性の色である青は創造を刺激する表現に欠かせない存在となっている。

 

田島惠美：

普段の生活、日常で起きる出来事、人との繋がりのなかにある人のおもいに視点を向け描いています。おもいは目には見えずとも常にあり、潜んでいて、変化し、全てを知ることができないものです。そのおもいたちを感じていただけたらと思います。

 

田中侑良：

自身の「感覚」をテーマに作品を制作しています。

その感覚は自身の内側に入るとき、直接的な意味ではなく、類似的でより身近な物や色などに置き換えられるように思います。物や色がそれぞれに持つまばらな感覚の端が重なる瞬間に、その人の持つ「思い出」や「感情」が湧き出ると感じます。その言葉にならない「感覚」を共感的なモチーフを重ねることによって表現する「鏡」のような作品を目指して描いております。

 

藤村栞：

作品の背後には、鑑賞者の心に明るさを灯そうとする願いが込められています。その表現は、単なる色彩や形の組み合わせに留まらず、こころの奥底から湧き上がる感動を届ける使命をもっています。　作品の上に広がる色彩は、まるで心の中に微笑みを植え付ける種子のようです。

 

古谷葵：

私にとって色彩は、感覚や移り変わる小さな感情の揺れと強く結びついています。

時間を共にしたものから感じる、ささやかで様々な気配が共鳴し、私の感じる色に繋がっています。そのものが纏う表面の色に重なって、そのものが内から発する色が見えてくるのです。

 

松山五番街：

松山五番街の作品の中には空想の街並みが広がり、その中で構築されている風景は、まるで日本の田舎のような趣を持っているものも多くあります。　点在する建築物が、時の流れと共に歴史を感じさせ、ノスタルジックで哀愁漂う雰囲気を醸し出しています。　街並みは迷路のように入り組んでいて、その中に鑑賞者が入り込んでしまうかのような錯覚を生み出しています。　この迷路は、視点を移動させるたびに新たな発見があるかもしれないという期待感を抱かせ、鑑賞者に自らの記憶や経験と重ねて感じさせる要素となっています。

 

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